犬猫豆知識予備校~♪

犬や猫の飼い主さん!日頃の飼い方で悩んでいませんか?このブログではペットショップで働いた経験のある管理人が色々な豆知識を披露します。

スポンジシャンプーのすすめ

猫をシャンプーするのって大変じゃないですか?我が家の猫のシャンプーも覚悟を決めて行う大仕事です。歴代の猫たちも皆シャンプー嫌いでした。暴れて洗わせてくれない。しっかり乾かしたいのにタオルドライさせてくれない。ドライヤーの音を聞いただけで大暴れして逃げていく。いつもこんな感じでしたが、あるシャンプー方法を行うようになってからは、それ程嫌がらなくなったのです。今日はそのとっておきのシャンプー方法をご紹介したいと思います。

 

1.猫がシャンプーを嫌がる理由は?
シャンプーをスムーズに行う為には、猫が嫌がることを知っておく必要があります。元来水が苦手な動物なのですが、次の3つの要素がシャンプー嫌いにさせているようです。
・シャワーの音と水圧
・顔が濡れること
・ドライヤーの音
これらを解消できれば猫も暴れずにシャンプーをさせてくれるはずです。

 

2.シャワー代わりにスポンジ
猫の体を濡らすときは、シャワーの代わりにお湯を含ませたスポンジを使います。スポンジは大きめサイズが○。しっかりお湯を含ませたスポンジを猫の体に付けてお湯を絞ります。音もしません。水圧もありません。お湯が飛び散って顔が濡れることもありません。背中、首周り、胸元、お尻周りなどをしっかりと濡らしてシャンプーします。シャンプーしてきれいになったら今度はすすぎ。このときもスポンジを使います。すすぎ残しのないようにしっかりとお湯を流します。

 

3.拭くときはスポンジタオル
スポンジタオルは吸水力に優れているため、さっと包み込むだけで水分を吸収します。体全体を包み込めるくらいの大判サイズがおすすめ。気温が高めの時期であれば、あとは自然乾燥だけでも大丈夫。ドライヤー要らずです。長毛種の猫の場合、自然乾燥だけでは雑菌が繁殖する恐れがあるためドライヤーを使います。その場合、猫の前方からあてると怖がってしまいますので、後方からあてるとよいでしょう。体に近づけすぎないことも大切です。

スポンジシャンプー、いかがでしたか?我が家の猫は、この方法でシャンプーするようになってからは、前ほど嫌がらなくなりました。猫はきれい好きです。自分で毛づくろいをして体を清潔に保っています。特に室内飼い猫は、そうそう汚れることもなく、シャンプーする必要はないように思いますが、皮脂などにより、皮膚や被毛は案外汚れているのです。また、換毛期には抜けた毛がからまって毛並みを損なうこともあります。度々する必要はありませんが、換毛期に一度シャンプーするだけでも猫の健康維持に役立ちます。猫が嫌がりにくいスポンジシャンプーで清潔に保ってあげたいものです。