愛犬の無駄吠えは飼い主に邪険に扱われるから?
愛犬の無駄吠えに嘆いていませんか?夜など特に鳴き声が響くし、愛犬に愛情のある飼い主でさえうるさく思うのに、近所の人はもっとイライラしている可能性もあります。そこで愛犬の無駄吠えを改善したいと思いますよね。ここでは犬の無駄吠えについて解説します。
・なぜ無駄吠えするの?
愛犬があまりにも無駄吠えするので、近所から再三苦情がきてやむおえず愛犬の声帯手術を決めたという人もいます。なんとも心が痛い話ではありますが、日本の住宅事情からすると決して他人事とは言えません。犬が吠えたり、遠吠えをするのは本能的なものですが、それが行き過ぎていわゆる無駄吠えになる事があります。そうなると近所の人も心穏やかではないですね。その原因は一人ぼっちで狭い犬舎に閉じ込められていたり、屋外で飼われているためにスキンシップを十分にできていない、などというケースが多いです。つまりは飼い主に問題がある、という事になります。欲求不満やストレスを与えるような生活をさせていませんか?もし、それが原因だと気づいたら環境を変えて愛犬との信頼関係を築くようにしないといけません。犬の方が自分は邪険に扱われてはいない事が分かれば、無駄吠えはだいぶ改善されるはずです。
・それでも無駄吠えするなら
上記のような事を改善してもなお、無駄吠えするなら手短にしかし厳しく叱るようにします。でも、叱ってばかりいたのでは余計にいじける事になるので、1回だけピシっと叱るようにしましょう。また、家族の人が留守にする時間が長い場合では、留守の時に無駄吠えしても叱らないのに、家族がいる時には叱るというのでは愛犬もどうすればよいのか判断がつかなくなります。ですからしつけをする時には比較的家族が家にいる時期の例えば、春休みや夏休みに合わせて犬を購入して、この期間に集中的に行う事が出来れば効率的です。
・犬種による違い
やはり犬種によっても吠える程度は違います。ゴールデンレトリバーやニューファンドランド、ブラッドハウンドや、秋田犬などはめったに吠える事がない静かな犬です。逆にかつて狩猟犬だったり、牧羊犬だったりした犬はよく吠えます。吠えながら羊の群れを誘導していくシェットランド・シープドッグ、けたたましく吠えてキツネやウサギを追い立てて狩人に知らせるビーグルなどもよく吠えます。人間がこのような作業をさせるように改良したのですが、しつけを誤ってしまうとそれが時には無駄吠えになってしまいます。愛犬の無駄吠えで悩んでいる飼い主さんは、犬と心の絆はありますか?愛犬の生活はどうですか?無駄吠えに繋がりそうな事はありませんか?気になる事がある人は改善していきましょう。