犬猫豆知識予備校~♪

犬や猫の飼い主さん!日頃の飼い方で悩んでいませんか?このブログではペットショップで働いた経験のある管理人が色々な豆知識を披露します。

飼い主なら知ってて当たり前 猫のこんな病気

猫の病気の事をしっか理解していますか?猫は人間と違い言葉によって人間と意思疎通する事はできません。そのため病気などになっていたら飼い主のあなたがいちはやく察知して対処しないと最悪お墓に入る事になります。ここでは猫の病気について解説します。


・下痢
 子猫が下痢を起こした時には食事の量が多すぎるとか、その内容が合わなかったりした時に多いです。しかし、下痢の診断と治療は獣医師さんにも難しいです。下痢とひと口に言っても食中毒や伝染性腹膜炎などの細菌やウイルスによる場合もありますから、下痢が長引くようなら獣医師さんの指示を早めに受けましょう。一般的な手当としてはベッドを暖かくしてあげて少し暗めにして静かに寝かせるようにする事です。新鮮な水や白身魚、とりのささみなどの脂肪分の少ないものを少量与えましょう。


寄生虫
 猫の体内に寄生するものにはネコ回虫、ネコ糞線虫、擬葉条虫類、コクシジウム原虫などがいます。これらの寄生虫の感染経路は口や皮膚からです。寄生虫症とひとくちで言っても、ここに挙げたようにいろいろな種類があり、下痢症状や便秘、食欲減退、時には体が衰弱したりします。これらの対策で重要な事は何よりも予防する事です。3か月にⅠ回くらいは定期的に健診をしましょう。


・ノミ
 ネコにつくノミで多いのはネコノミですが、イヌノミやヒトノミがひっつくこともあります。もし、ノミが猫の血を吸うと、ノミの唾液が傷口から皮膚の内部に入り、激しい痒みを起こします。敏感なネコの場合にはこの痒みからノミアレルギー性皮膚炎になる事もあります。予防としてはノミを除去するノミ取り粉を使ったり、ていねいにシャンプーをして入浴させます。他にはベッドはときどき日光消毒して、敷物は常に清潔な状態になるように心掛けます。


・毛だま症
 毛が長い猫に多いのですが、体中を舐める事によりその抜け毛を飲み込んでしまい、胃の中で毛玉になる病気です。毛玉が人間の指先くらいの大きさになると草を食べるなどして上手く吐き出したりしますが、大きくなり過ぎる時があります。こうなると胃や腸につかえてせきをしたり、毛玉が出ずに粘液だけを吐き出す事があります。こうなったら獣医師さんに連れて行った方が良いです。重症になってしまうと手術で取り除く事になります。毛玉を出やすくするには1週間に1度はサラダ油かオリーブ油を小さじ1杯与えてください。それから予防としては毎日のブラッシングを欠かす事なくする事です。猫が無邪気に遊んでいる姿はとてもかわいくて癒されますね。でもペットを飼うという事は飼い主がペットの健康を守らなくてはいけません。ここに挙げた事を頭に入れておいて異変があればすぐに対処できるようにしましょう。